納得できる仕事。
映画、ドラマ、舞台どれも脚本にアクションシーンがあれば仕事の依頼がくる。
ここで大事になるのがその作品がアクションシーンにどれくらい力を入れたいかだ。
大掛かりなアクション作品でも小競り合い程度でもアクション扱いになる。
やり方は人それぞれだが自分の場合はその作品中のアクション優先度によって作り方がかわる。
準備段取りがまったく違うのだ。作品のクオリティを左右するほどアクションの重要度、量、責任がある時は、広範囲の相談をさせてもらう時もある。それは脚本のアクション部分の相談。編集。ロケ場所。準備期間。アクション絡みのキャスティング。諸々と。
アクションにかけれる予算によってもやれることは違う。
ただ、自分の場合は納得できるクリエイティブができるかどうかは予算。とかではなく監督、演出家、次第が大きい。
アクションに力をいれたくても人それぞれの考え方があり物量の多いのが嫌いな方、アクションをやるのが嫌な方、勝手に変更してしまう方もいる。ただの好みで勝手に変更をしてイメージを崩すなら自分でやってほしいと思ったこともある。
これは任せてもらうための信頼関係もあるだろうしこちらのプレゼンが良くない時もある。
アクションも物語の一部で短いシーンの中でも起承転結を描かなくてはいけないと思っている。
納得できるアクションを作れた時はやはり監督、演出家、スタッフそして演者にめぐまれた時で感謝があふれる。
この先。自分が納得できるアクションを作っていけるように日々の努力と環境作りにも力を入れていきたい。
それを観てもらえた時、楽しんでもらえるように。
日々精進。